母校の校門・・・

階段でした。

この階段を何回上り下りしたんだろう・・・

この階段を上がると、大きな栴檀の木があって校庭が広がっていた。

校庭の端には、立派な国旗掲揚台があり、職員室の前には二宮金次郎の銅像・・・

左端には給食の調理室、校舎の裏には、用務員宿舎やトイレ、防災用の水溜があった。

校舎は木造で2棟・・・

こんな田舎でも、私たちの学年は2クラスあった・・・

他の学年は、どうだったか記憶にない・・・

校舎の並びの左に、広い部屋があり雨の日の体育の授業や催しものがあった。

そして、たまに映画が上映されていた・・・

鞍馬天狗や月光仮面・・・＾＾

テレビや映画で見る、あの昔の光景そのものだった。

子供達は大きくなると都会へ出て行って、残された親たちは年老いて死んでいく・・・

あの田舎なりにも賑やかだった村は、限界集落となってしまった。

ここで、再び子供達の声が響き渡る事があるのだろうか・・・

1974年廃校